過去問を考えてみよう（667）

667．Aちゃん（4歳）は、風邪で小児科外来を受診した。　診察を待っている間、母親から看護師に「昼間は自分でトイレに行けるようになったのに、まだおねしょをするのですが大丈夫でしょうか」と相談があった。　看護師の対応で適切なのはどれか。　　（2012年午後出題）

１．　「今は心配ないのでもう少し様子をみましょう」

２．　「夜中に１度起こしておしっこを促してください」

３．　「２時間おきにトイレに行く習慣をつけましょう」

４．　「小児専門の泌尿器科を受診した方がよいでしょう」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（１）

[解説]　夜尿症は5歳でも１５～２０％くらいにみられると言われています。　4歳ではまだ様子見でＯＫ。　で、正解は１。

［補足］　夜尿症は、1週間に1回以上おねしょがある場合に診断されます。　女子より男子に多いとされ、10歳でも５～１０％、15歳でも１～２％くらいにみられると言われています。

次の設問に挑戦してください。

［設問］　一般に５歳児では、夜尿症の頻度はどれくらいか。

イ．　70～８０％

ロ．　５０～６０％

ハ．　３０～４０％

ニ．　１５～２０％

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（ニ）

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