過去問を考えてみよう（672）

672．Ａちゃんは、在胎32周、体重1800ｇで出生した。　Apgar（アプガ―）スコアは１分後8点、5分後9点であった。　出生後30分、体温36.７度7度、心拍数150/分、呼吸数70/分である。　保育器に収容されている。　出生から24時間の看護として適切なのはどれか。　　（2012年午後出題）

１．　衣類を着せて保温する。

２．　面会時に母親に抱っこを促す。

３．　心拍・呼吸を持続モニタリングする。

４．　出生６時間後から経口栄養を開始する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（３）

[解説]　保育器の中なので、衣類はオムツだけ、１は×。　出生後24時間で保育器の中なので母親の抱っこはまだで２も×。　経口栄養は、出生6時間で体重1800ｇでは困難で、４も×。　で、正解は３。

［補足］　アプガ―指数は皮膚の色、心拍数、刺激による反射、筋緊張、呼吸数という5項目の評価基準について0点、1点、2点の３段階で点数をつけ、合計点で判定します。　７点以上が正常となります。

次の設問に挑戦してください。

［設問］　狭義の低出生体重児とは、出生体重何グラム未満をいうか。

イ．　２９００ｇ未満

ロ．　２５００ｇ未満

ハ．　２３００ｇ未満

ニ．　１５００ｇ未満

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（ロ）

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