過去問を考えてみよう(1775) [過去問解析]
1775. Aさんのパニック発作は消失し、不眠も改善したため、睡眠薬の処方は終了となった。Aさんは「もともと手足が冷えて寝つきが悪かったから、睡眠薬がなくなることが少し心配です。自分で工夫できることはあるでしょうか」と看護師に尋ねてきた。看護師が以前の睡眠状況を尋ねると、睡眠時間は23時から6時までの7時間であったこと、手足が冷えて眠れない時は熱いシャワーを浴びてから布団に入っていたことを話した。
Aさんの睡眠へのセルフケアに対する看護師の指導で適切なのはどれか。
1.「休日は昼まで寝るようにしましょう」
2.「布団に入る時間を21時に早めましょう」
3.「ぬるい温度のお風呂にゆっくり入るようにしましょう」
4.「眠れるまで布団の中でじっとしているようにしましょう」
正解(3)
[解説]昼までなると、睡眠のリズムがこわれるので、1は×。21時にふとんに入るのは、もともとの睡眠リズムと違うので、2も×。眠れるまで布団の中でじっとしているのを勧めるのは、抑圧感が感じられ、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]寝付いても、真夜中に目が覚めなかなか眠れないのはどれか。
イ.入眠障害
ロ.睡眠維持障害
ハ.早朝覚醒
ニ.熟眠障害 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~ニのすべて」でした。
コメント 0