人体の構造と機能 第3回(細胞の構造と機能) [人体の構造と機能]
・細胞内液: 細胞内の液体で、これがあるので細胞は形を保てています、 細胞が行う機能や代謝の場にもなっています。 成分は、水と電解質が主な成分で、そのほかに、栄養素やガスなどいろんなものが溶け込んでいます。 ところで、細胞の内にあるのが細胞内液ですから……細胞の外にある液体のことは細胞外液と呼ばれます。 血液やリンパ液、それに細胞間質の液体成分も細胞外液ということになります。
・核: 核は細胞の設計図がつまっています。 核は、二重になった核膜によって細胞質から仕切られていて、その中に染色質と核小体が入っています。 細胞が分裂期になると染色質は染色体という凝縮したものに変わります。 この染色質、染色体には、遺伝情報がぎっしりとつまったデオキシリボ核酸、つまりDNAが備わっています。 核小体は、顕微鏡で見ると、少し色が濃く見えるもので、リボソームという蛋白の合成に関わると言われています。
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