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人体の構造と機能 第5回(細胞の構造と機能) [人体の構造と機能]

2)遺伝子

(1)染色質と染色体

・核の染色質は、細胞分裂期になると染色体になります。

・染色体は23対ですから、46本あります。対になっているのは、それぞれが両親から受け継いだものだということです。

・染色体の23対のうち、1対は性別を決める性染色体です。 男性の場合、XとY染色体が一本ずつ、女性はX染色体が2本ということになります。

・残りの22対、44本の染色体を常染色体といいます。

 ★常染色体は男女ともすべて対になっていますが、性染色体では男性だけが対ではありません。 このことが、生物学的に男性を弱い立場に追い込むことになります。 なぜなら、女性はX染色体が2本あるので、一本に欠陥があってももう一つの染色体が健常であれば、ある程度カバーできるのですが……男性の場合、替わりがないので、そのまま病気が発症してしまうことになります。 性染色体劣性遺伝の病気が男性では発症し、女性には保因者として遺伝子には欠陥があっても病気がでないことがあるわけです。


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