人体の構造と機能 第23回(消化器系の構造と機能) [人体の構造と機能]
(7)肝臓
《構造》
A)肝臓の大きさと位置
・肝臓は、約1200gの実質性(中身がつまった)臓器で、腹膜腔の右上部に位置し、上は横隔膜に接しています。
B)肝門
・肝臓は、右葉と左葉に分かれ(下大静脈と胆嚢底を結ぶカントリー線で分ける)、後ろ下面の中央部は肝門(かんもん)と呼ばれ、そこに固有肝動脈、門脈、総肝管が通っています。
C)肝小葉
・肝臓の基本的な機能の単位は、肝小葉で、各小葉間は小葉間結合組織(グリソン鞘)で区切られていて、肝小葉中心に中心動脈が通っています。
[設問] 関門を通るのは次のうちどれか? 二つ選べ。
イ 門脈 ロ 総胆管 ハ 胆嚢管 ニ 下大静脈 ホ 総肝管
正解 (イ、ホ)
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