人体の構造と機能 第66回(生殖器系の構造と機能) [人体の構造と機能]
《機能と生理》
A)卵巣
・卵巣は、卵子を産生する生殖腺としての機能と、卵巣ホルモンを分泌する内分泌腺としての機能を持っています。
・思春期以降は、性腺刺激ホルモン放出ホルモンが、視床下部から分泌されるようになると、下垂体前葉に作用して、下垂体前葉で性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)が産生・分泌され、卵巣(男性では精巣)に作用します。
・性腺刺激ホルモンの1つ卵胞刺激ホルモン(FSH)は、卵巣の卵胞を成熟させ、卵胞からはエストロゲンが分泌されます。また、性腺刺激ホルモンの1つ黄体形成ホルモン(LH)は排卵をおこし、排卵後の卵胞の黄体はエストロゲンとプロゲステロンを分泌します。
B)卵管
・卵管は、卵子と精子が出会い、受精する場です。
・排卵がおこると卵管采は動いて、排卵された卵子を取り込みます。
・取り込まれた卵子は、卵管の蠕動運動と線毛上皮細胞の動きで子宮に運ばれます。
・卵子と精子の結合である受精がおこる場合は、卵管の外側2/3の卵管膨大部で起こります。つまり、卵管は受精の場だということです。
C)子宮
・子宮は胎児を成長させる器官です。
・子宮筋層は、エストロゲンとプロゲステロンの働きで周期的に変化して、月経がおこります。月経は10~15歳ころに始まり(初潮、初経)、45~50歳ころに終わります(閉経)。
D)膣
・膣は、交接器としての役割と、出産時の産道の一部としての役割を持つ器官です。
[設問] 正しい組み合わせを、一つ選べ。
イ 卵管 --- 産道の一部
ロ 子宮 --- 受精の場
ハ 膣 --- 月経時の粘膜剥離
ニ 卵巣 --- 生殖腺と内分泌腺としての役割
正解 (ニ)
沒有醫生的處方
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by Calis (2018-04-14 12:00)