過去問を考えてみよう(2541) [過去問解析]
2541. 世界保健機関(WHO)が平成12年(2000年)に提唱した「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」はどれか。
1.健康寿命
2.健康余命
3.平均寿命
4.平均余命
正解(1)
[解説]健康余命とは「健康で身体的な能力を発揮できると期待される寿命」とされ、2は×。平均寿命とは「0歳の子どもが何年生きられるか」を示すもので、3も×。「平均余命とは「ある年齢の人が、その後何年生きられるかという期待値」のことで、4も×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]厚生労働省の令和3年の簡易生命表で、女性の平均寿命はどれか。
イ.89.76歳
ロ.87.57歳
ハ.85.76歳
ニ.83.57歳 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「肝臓」でした。
過去問を考えてみよう(2540) [過去問解析]
2540. 次の時期のうち基礎代謝量が最も多いのはどれか。
1.青年期
2.壮年期
3.向老期
4.老年期
正解(1)
[解説]基礎代謝量は成長している若い時期ほど高いので、正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]基礎代謝の消費量が最も多い臓器はどれか。
イ.肝臓
ロ.脳
ハ.骨格筋
ニ.肺 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「青年期」でした。
過去問を考えてみよう(2539) [過去問解析]
2539.ハヴィガースト,R.J.の発達課題で善悪の区別を学習するのはどれか。
1.乳幼児期
2.児童期
3.青年期
4.中年期
正解(1)
[解説]ハヴィガーストの発達段階で、「善悪の区別と良心の学習」が発達課題なのは乳幼児期となっています。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]ハヴィガーストの発達段階で男女の社会的役割を学習するのはどれか。
イ.乳幼児期
ロ.児童期
ハ.青年期
ニ.中年期
ホ.老年期 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロとハの「キャプラン」と「リンデマン」でした。
過去問を考えてみよう(2538) [過去問解析]
2538. フィンク,S.L.の危機モデルで第2段階はどれか。
1.衝撃
2.承認
3.適応
4.防御的退行
正解(4)
[解説]フィンクの危機モデルは衝撃→防御的退行→承認→適応の4段階となっています。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]危機理論を構築したのは誰か。2人選べ。
イ.フィンク
ロ.キャプラン
ハ.リンデマン
ニ.ベルナール
ホ.キャノン 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「都道府県知事」でした。
過去問を考えてみよう(2537) [過去問解析]
2537. 看護師免許を交付するのはどれか。
1.保健所長
2.厚生労働大臣
3.都道府県知事
4.文部科学大臣
正解(2)
[解説]看護師免許を交付するのは厚生労働大臣です。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]准看護師の免許を交付するのは誰か。
イ.保健所長
ロ.厚生労働大臣
ハ.都道府県知事
ニ.文部科学大臣 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「5段階」でした。
過去問を考えてみよう(2536) [過去問解析]
2536. 介護保険における被保険者の要支援状態に関する保険給付はどれか。
1.医療給付
2.介護給付
3.年金給付
4.予防給付
正解(4)
[解説]介護保険には、要支援と要介護がありますが、要支援は予防給付の対象となり、要介護は介護給付の対象となります。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]介護保険の要介護には、何段階あるか。
イ.3段階
ロ.4段階
ハ.5段階
ニ.6段階 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「振動障害」でした。
過去問を考えてみよう(2535) [過去問解析]
2535. 職業性疾病のうち情報機器(VDT)作業による健康障害はどれか。
1.じん肺
2.視力障害
3.振動障害
4.皮膚障害
正解(2)
[解説]VDTはvisual display terminalsの頭文字を連ねた用語ですから、VDT作業では眼を使う作業ということになります。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]チェーンソーやグラインダーなどの工具を使う作業で起きる健康障害はどれか。
イ.皮膚障害
ロ.じん肺
ハ.振動障害
ニ.視覚障害 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「食事の習慣を整える」でした。
過去問を考えてみよう(2534) [過去問解析]
2534.生活習慣病の三次予防はどれか。
1.健康診断
2.早期治療
3.体力づくり
4.社会復帰のためのリハビリテーション
正解(4)
[解説]健康診断は早期発見・早期治療を目的とする二次予防であり、1は×。早期治療も二次予防で、2も×。体力づくりは健康増進のためで、一次予防であり、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]生活習慣病の三次予防でないのはどれか。
イ.食事の習慣を整える。
ロ.リハビリテーションを行う。
ハ.保健指導を行う。
ニ.機能回復訓練を行う。 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「91歳」でした。
タグ:看護国家試験 生活習慣病の三次予防
過去問を考えてみよう(2533) [過去問解析]
2533. 平成29年(2017年)推計による日本の将来推計人口で令和47年(2065年)の将来推計人口に最も近いのはどれか。
1.6,800万人
2.8,800万人
3.1億800万人
4.1億2,800万人
正解(2)
[解説]内閣府によると、平成29年10月1日時の、日本の人口は1億2,671万人で、2065年の将来推計人口は8,808万人になると推計されています。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]2065年の平均寿命は男性は84.95歳と見込まれているが、女性の平均寿命の予測値に最も近いのはどれか。
イ.88歳
ロ.89歳
ハ.90歳
ニ.91歳 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「健康保険の適用が認められない」でした。
過去問を考えてみよう(2532) [過去問解析]
2532. 入院後2か月が経過した。Aさんは独り言を言うことはあったが、他の入院患者と口論になることはなかった。作業療法士から「Aさんは手先が器用で、作業療法中は楽しそうに過ごしています」と情報を得た。退院に向けた担当看護師との面談で、Aさんは「手芸が楽しかった」「家に1人でいると寂しい」と話した。
退院に向けてAさんに提案する社会資源として適切なのはどれか。
1.共同生活援助〈グループホーム〉
2.短期入所〈ショートスティ〉
3.通訳のボランティア
4.精神科デイケア
正解(4)
[解説]夫がいるので、グループホームやショートステイを検討する必要はなく、1と2は×。通訳は必要なく、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]精神科デイケアについて、誤っているのはどれか。
イ.生活リズムを整えることができる。
ロ.自分の病気や障害について学ぶことができる。
ハ.対人関係のスキルやコミュニケーションスキルを学ぶことができる。
二.健康保険の適用が認められない。 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「1%」でした。