過去問を考えてみよう（995）

995.　針刺し事故対策で最も適切なのはどれか。

１．針刺し部位を消毒液に浸す。

２．注射針のリキャップを習慣化する。

３．事故の当事者を対象にした研修を行う。

４．使用済みの針は専用容器に廃棄することを徹底する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解（４）　

［解説］針刺し部位の消毒液の効果は不確かで１は×。リキャップは厳禁ですね、２も×。事故の当事者だけの研修ではだめで、３も×。正解は４。 

［補足］針刺し事故での感染する確率は、ＨＩＶ、Ｃ型肝炎ウイルス、Ｂ型肝炎ウイルスの中では、Ｂ型肝炎ウイルスが最も高いと言われています。ちなみに梅毒ではほぼ0％となっています。 

　次の設問に挑戦してください。

［設問］ 針刺し事故で最も感染率が高いのはどれか。

イ．ＨＩＶ

ロ．Ｃ型肝炎ウイルス

ハ．Ｂ型肝炎ウイルス

二．梅毒トレポネーマ 　　　　　　　正解は次回に！！

　　　　　前回の設問の正解は、ハの「バビンスキー反射」でした。 

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