過去問を考えてみよう(1208) [過去問解析]
1208. 小脳失調でみられるのはどれか。
1.下肢の麻痺が認められる。
2.姿勢保持が困難になる。
3.血圧が不安定になる。
4.体がこわばる。
正解(2)
[解説]小脳失調で起きるのは、四肢の運動失調、体幹の運動失調、断綴(だんてつ)性言語などです。正解は2。
[補足]小脳失調か、深部感覚の障害による感覚性失調かを見分けるために行うのが、ロンベルグ試験です。目を閉じて体のふらつきがひどくなると陽性、あまり変わりがないと陰性となります。小脳性では陰性、感覚性では陽性となります。
次の設問に挑戦してください。
[設問]坐骨神経の刺激症状の有無を判定するために使われるのはどれか。
イ.ラセーグ徴候
ロ.ブルジンスキー徴候
ハ.スパーリング徴候
ニ.ケルニッヒ徴候 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「下肢の静脈」でした。
2017-07-30 08:08
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