過去問を考えてみよう(2716) [過去問解析]
2716. 小児期から青年期に発症し、運動性チック、音声チック及び汚言の乱用を伴うのはどれか。
1.Down〈ダウン〉症候群
2.Tourette〈トゥレット〉障害
3.注意欠如・多動性障害〈ADHD〉
4.Lennox-Gaustaut〈レノックス・がスト―〉症候群
正解(2)
[解説」5~6歳ころから運動性チックが始まり、音声チックが加わり、汚言を伴う……と言えば、トゥレット障害。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]トゥレット障害は、大脳基底核のある神経伝達物質系の活性低下に随伴する受容体の過活動が、その病態と考えられているが、それはどれか。
イ.ドパミン
ロ.アセチルコリン
ハ.セロトニン
ニ.ノルアドレナリン 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「34週」でした。