過去問を考えてみよう(2797) [過去問解析]
2797. 肥大型心筋症について正しいのはどれか。
1.ウイルス感染が主な病因である。
2.拡張障害が問題となる。
3.左室内腔は拡大する。
4.弁膜に肥厚を認める。
正解(2)
[解説]原因には遺伝が関与していると考えられており、1は×。心室壁の肥厚で内腔は狭くなるので、3も×。通常は弁膜の肥厚はみられず、4も×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]肥大型心筋症で遺伝性を示す場合、どの遺伝形式のことが多いか。
イ.常染色体性優性遺伝
ロ.常染色体性劣性遺伝
ハ.性染色体性優性遺伝
二.性染色体性劣性遺伝 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「右上肢」でした。