過去問を考えてみよう(1821) [過去問解析]
1821. 成人に行う頭部MRI検査で正しいのはどれか。
1.造影を伴わない場合は検査直前まで飲食してよい。
2.使い捨てカイロは装着したままでよい。
3.検査中は手足を自由に動かしてよい。
4.補聴器は装着したままでよい。
正解(1)
[解説]使い捨てカイロにも補聴器にも金属が含まれ、2,4は×。検査中に手足を自由に動かすと頭部もぶれる可能性があり、3も×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]放射線被曝があるのはどれか。
イ.MRI
ロ.超音波検査
ハ.CT
ニ.EEG 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「血管圧迫法」でした。
過去問を考えてみよう(1820) [過去問解析]
1820. 永久的止血法に含まれるのはどれか。
1.止血帯法
2.タンポン法
3.血管結紮法
4.間接圧迫止血法
正解(3)
[解説]止血帯法、タンポン法、間接圧迫止血法はいずれも、応急的に行う一時的止血法であり、1,2,4は×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]永久的止血法でないのはどれか。
イ.血管圧迫法
ロ.結紮
ハ.縫合
ニ.焼灼 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、「40~50μL」でした。
過去問を考えてみよう(1819) [過去問解析]
1819. 成人患者への薬剤の投与方法で正しいのはどれか。
1.筋肉内注射は大殿筋に行う。
2.点眼薬は結膜嚢に滴下する。
3.皮下注射は前腕内側に行う。
4.食間の指示の経口薬は食事中に服用させる。
正解(2)
[解説]筋肉内注射を臀部に行う場合は、中殿筋が推奨されており、1は×。皮下注射は上腕伸側、三角筋前半部、大腿前外側中央部などで、3は×。食間は食事と食事の間なので、4も×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]通常の点眼液の1滴の容量に最も近いのはどれか。
イ.10~20μL
ロ.40~50μL
ハ.70~80μL
ニ.100~110μL 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「リザーバー付き酸素マスク」でした。
過去問を考えてみよう(1818) [過去問解析]
1818. 1回換気量に関係なく吸入酸素濃度を調節できる器具はどれか。
1.鼻カニューレ
2.フェイスマスク
3.ベンチュリーマスク
4.リザーバー付酸素マスク
正解(3)
[解説]患者の呼吸状態に左右されずに一定の酸素濃度で酸素供給できるシステムがベンチュリーマスクです。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]高濃度酸素療法が必要な時、適応となるのはどれか。
イ.鼻カニューレ
ロ.酸素マスク
ハ.リザーバー付酸素マスク
ニ.ベンチュリーマスク 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「浮力作用」でした。
過去問を考えてみよう(1817) [過去問解析]
1817. 入浴時に全身の血液循環を促進する作用はどれか。
1.鎮静作用
2.浮力作用
3.抗酸化作用
4.静水圧作用
正解(4)
[解説]入浴で血液循環を良くするのは、温熱作用と静水圧作用です。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[解説]入浴によって、筋肉や関節への負担を減らして体全体の緊張をほぐすのは、どの作用によるか。
イ.鎮静作用
ロ.浮力作用
ハ.抗酸化作用
ニ.静水圧作用 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「3mL]でした。
過去問を考えてみよう(1816) [過去問解析]
1816. 嚥下障害を評価する改訂水飲みテストで正しいのはどれか。
1.嚥下後10秒間で評価する。
2.嚥下動作の準備期を評価する。
3.嚥下後の呼吸状態を評価する。
4.80mLの水の嚥下状況を評価する。
正解(3)
[解説]水飲みテストの原法では、むせの有無と、飲む回数と量で評価しますが、改訂版では、嚥下反射の有無、むせの有無、その他の所見として声の質と呼吸の変化の有無を評価するようになっています。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]改訂水飲みテストで使用する冷水は何mLか。
イ.1mL
ロ.3mL
ハ.9mL
ニ.15mL 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「エンゼルケア」でした。
過去問を考えてみよう(1815) [過去問解析]
1815. 死後の処置で適切なのはどれか。
1.枕は氷枕にする。
2.義歯を装着する。
3.肛門には青梅綿、脱脂綿の順で詰める。
4.和装の更衣の場合、襟は右前に合わせる。
正解(2)
[解説]氷枕は死後処置には不要で、1は×。詰めるのは脱脂綿→青梅綿で、3は×。和装の更衣では、襟は左前なので、4は×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]死後に行う処置、保清などを何と呼ぶか。
イ.エンバーミング
ロ.プラスティネーション
ハ.クリーニング
ニ.エンゼルケア 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「汗」でした。
過去問を考えてみよう(1814) [過去問解析]
1814. 風疹の疑いがある入院患者の隔離予防策で適切なのはどれか。
1.標準予防策
2.標準予防策と接触感染予防策
3.標準予防策と飛沫感染予防策
4.標準予防策と空気感染予防策
正解(3)
[解説]風疹の感染経路は飛沫感染ですから、感染対策としては、標準予防策と飛沫感染予防策を行うことになります。 正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]標準予防策で、感染性があるものとされないのはどれか。
イ.唾液
ロ.鼻汁
ハ.汗
ニ.尿 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「ハヴィガースト,R.J.」でした。
過去問を考えてみよう(1813) [過去問解析]
1813. ハヴィガースト,R.J.の発達課題に関する説明で適切なのはどれか。
1.成長に伴い発達課題は消失する。
2.各発達段階の発達課題は独立している。
3.身体面の変化と発達課題は無関係である。
4.発達課題の達成は個人の生活と関連する。
正解(4)
[解説]ハヴィガーストの発達課題は乳幼児期、自動期、青年期、壮年期、中年期、老年期とあり、1は×。それぞれの発達段階はつながりを持っているので2も×。身体面の変化は発達段階と関係があるので、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]発達課題を最初に提唱したのは誰か。
イ.ハヴィガースト,R.J.
ロ.エリクソン,E.H.
ハ.フロイト,S.
ニ.ユング,C.G. 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「22,000人」でした。
過去問を考えてみよう(1812) [過去問解析]
1812. 自殺対策基本法で都道府県に義務付けられているのはどれか。
1.自殺総合対策推進センターの設置
2.自殺総合対策大綱の策定
3.ゲートキーパーの養成
4.自殺対策計画の策定
正解(4)
[解説]自殺対策基本法の第三条に「国及び地方公共団体の責務」が規定されていて、「地方公共団体は、基本理念にのっとり、自殺対策について、国と協力しつつ、当該地域の状況に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」となっています。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]厚生労働省自殺対策推進室と警察庁生活安全局生活安全企画課の調べによる平成28年中における自殺者数に最も近いのはどれか。
イ.12,000人
ロ.22,000人
ハ.32,000人
ニ.42,000人 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「知能は平均以下のことが多い」でした。