過去問を考えてみよう(1822) [過去問解析]
1822. Aさん(48歳、男性)は、仕事中に生じた胸部と右肩の違和感を主訴に来院した。バイタルサインは安定しているが、スタンフォード分類B型の急性大動脈解離と診断され、医師から手術を勧められた。
治療の選択で迷っている様子のAさんへの対応で適切なのはどれか。
1.「医師からの治療のリスクや合併症の説明で、不明な点はありますか」
2.「手術を受けるか受けないか、すぐに決めたほうがよいです」
3.「医師の判断に任せるのが一番よいと思います」
4.「緊急度が高いので、話はあとにしましょう」
正解(1)
[解説]2は、拙速を勧めるようで×。自分で判断することが重要で、3も×。緊急度が高いので話をあとにさせるのは問題で、4も×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]急性大動脈解離の原因となるのはどれか。
イ.高血圧
ロ.喫煙
ハ.ストレス
ニ.イ~ハのすべて 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「CT」でした。