過去問を考えてみよう(435) [過去問解析]
435. 病院における医療安全管理体制で正しいのはどれか。 (2014年午後出題)
1. 特定機能病院の医療安全管理者は兼任でよい。
2. 医療安全管理のために必要な研修を3年に1度行う。
3. 医療安全管理のための指針を整備しなければならない。
4. 医薬品安全管理責任者の配置は義務づけられていない。
正解 (3)
[解説] 特定機能病院は専従の医療安全管理者の配置が要件とされているので、1は×。医療安全管理のための職員研修は定期的に年2回程度なので2は×。 医薬品安全管理者の配置も義務付けられているので4も×。 正解は3。
[補足] 特定機能病院とは医療法の改正により(1993年)制度化された医療機関の機能別区分のひとつです。機能別区分には三つあり、その内わけは一般病院、療養型病床群、特定機能病院となっています。特定機能病院の機能としては「高度な医療を提供する」「高度な医療技術を開発する」「医療研修を行う」ことを趣旨としています。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 医薬品安全管理責任者になれないのはどれか。
イ. 医師
ロ. 看護師
ハ. 歯科衛生士
ニ. 保健師
正解 (ニ)
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