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過去問を考えてみよう(797) [過去問解析]

797. 不妊症(infertility)について正しいのはどれか。  (2015年午前出題)

1. 6か月間避妊せずに性交渉があっても妊娠しない状態である。

2. 頻度は妊娠を希望し避妊しないカップル10組に3組である。

3. 体外受精に要する費用の公的な助成制度がある。

4. 女性の年齢と不妊症(infertility)の治療効果は関係しない。

5. 男性側の原因は7割程度である。

                      正解 (3

[解説] 日本産婦人科学会の定義では、不妊とは、妊娠を望む健康で、正常な性交渉のある夫婦が1年以上妊娠しない場合を言うので、1は×。 頻度は避妊しない全夫婦の約10%で、2も×。 高齢の女性ほど治療効果が低下するので4も×。 原因が男性である割合は3割程度で、5も×。 正解は3

[補足] 不妊症の女性側の原因としては、排卵因子、卵管因子、子宮因子、頸管因子などがありますが、最も多いのは、卵管因子です。 一方、妊娠しても、流産や早産を繰り返して、出産まで胎児が育たない状態を不育症と言います。 

次の設問に挑戦してください。

[設問] 不妊症の女性側の原因として最も多いのはどれか。

イ. 排卵因子

ロ. 卵管因子

ハ. 子宮因子

ニ. 頸管因子

                     正解 (


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