過去問を考えてみよう(798) [過去問解析]
798. 介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。 (2015年午前出題)
1. スクリーニングで介護保険の対象の可否を判断する。
2. アセスメントで利用者の疾患を診断する。
3. 利用者は居宅介護サービス計画書を作成できない。
4. ケアサービスの提供と同時にモニタリングを行う。
5. ケアマネジメントの終了は介護支援専門員が決定する。
正解 (4)
[解説] 介護保険の可否の判断は要介護認定の範疇で、ケアマネジメントではなく1は×。 疾患の診断は医師の仕事なので2も×。 ケアマネジメントにおいては、利用者の自己決定が原則であるので3も×。 ケアマネジメントの終了は在宅ケアチームで、利用者の希望を聞いて決定されるもので5も×。 正解は4。
[補足] ケアマネジメントとは、介護保険制度ができてから一般的に使われるようになった用語で、福祉・医療サービスと、それを必要とする人たちをつなぐ手法のことです。 それに携わる人をケアマネジャー(介護支援専門員)と呼びます。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 介護保険制度において、利用者から依頼されサービス計画の策定を行うのは誰か。
イ. 主治医
ロ. 社会福祉士
ハ. 介護福祉士
ニ. ケアマネジャー
正解 (ニ)
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