過去問を考えてみよう(833) [過去問解析]
833. 退院後6カ月。 Aさんは特別支援学校に通学している。 弟の小学校でインフルエンザが例年より早い時期から流行し始めた。 弟はインフルエンザの予防接種を受けていた。 Aさんの母親は「Aにインフルエンザがうつらないか心配です」と訪問看護師に話した。 母親への訪問看護師の助言として最も適切なのはどれか。 (2015年午前出題)
1. 「Aさんを隔離しましょう」
2. 「ショートステイを利用してみましょう」
3. 「予防接種について主治医に相談してみましょう」
4. 「弟さんは予防接種を受けているのでAさんにはうつりませんよ」
正解 (3)
[解説] かかってもいないのに隔離はないので1は×。 ショートステイを利用する理由にはならないので2も×。 予防接種を受けていてもかかる可能性があるので4も×。 で、正解は3。
[補足] インフルエンザの予防接種で抗体ができるのは2週間後と言われています。
次の設問に挑戦してください。
[設問] インフルエンザワクチン接種後産生される抗体の上昇は約何か月持続するか。
イ. 1か月
ロ. 3か月
ハ. 5か月
ニ. 7か月
正解 (ハ)
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