過去問を考えてみよう(1381) [過去問解析]
1381.生後1か月の男児。Hirschsprung〈ヒルシュスプリング〉病と診断され、生後6日、回腸部にストーマ増設術を行った。術後の経過は良好であり、退院に向けてストーマケアに関する指導を行うことになった。
母親に対する指導として適切なのはどれか。
1.「面板をはがした部位はタオルで拭いてください」
2.「ストーマ装具の交換は授乳直後に行ってください」
3.「ストーマから水様の便が出る時は受診してください」
4.「ストーマ装具の交換は滅菌手袋を装着して行ってください」
5.「ストーマ装具は便を捨てる部分が体の外側に向くように貼ってください」
正解(5)
[解説]面板をはがした部位はきれいに洗った方がよく、ストーマ装具の交換は授乳前に、水様便が出るのは異常ではなく、滅菌手袋の使用も必要なく、1,2,3,4は×。正解は5。
次の設問に挑戦してください。
[設問]ヒルシュスプリング病は、腸管の何が欠落しているために起きる疾患か。
イ.絨毛
ロ.腸内細菌叢
ハ.神経節細胞
二.栄養血管 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「LDLコレステロール」でした。
タグ:ヒルシュスプリング病 看護国家試験
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