過去問を考えてみよう(2615) [過去問解析]
2615.アルツハイマー病で正しいのはどれか。
1.基礎疾患として高血圧症が多い。
2.アミロイドβタンパクが蓄積する。
3.初期には記銘力障害はみられない。
4.MRI所見では前頭葉の萎縮が特徴的である。
5.脳血流シンチグラフィ所見では頭頂葉の血流増加がある。
正解(2)
[解説]アルツハイマー病の基礎疾患として高血圧が多いということはなく、1は×。初期には記銘力障害がみられるので、3も×。特徴的な所見としては、側頭葉内側の萎縮であり、4も×。脳血流シンチでは頭頂葉の血流は低下するので、5も×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]アルツハイマー病についで多い認知症はどれか。
イ.レビー小体型認知症
ロ.前頭側頭葉変性症
ハ.血管性認知症
二.アルコール性認知症 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「38万人」でした。