精神看護(26)(精神科治療と看護) [精神看護学]
(2)気分障害
・ 気分障害は、主症状が気分の変化、感情の変化によってひき起されるものをいいます。
・ 気分障害は、原因から、内因性、心因性、身体因性(身体の病気や脳の器質的変化に伴うもの)に分けられています。
・ 気分障害の代表的なものに内因性の躁うつ病があります。
・ 躁うつ病は、躁病とうつ病を交互に繰り返す双極性のものと、うつ病あるいは躁病のみの単極性のものに分けられます。 最も多いのは、うつ病のみのタイプです。
・ 躁病は、気分の高揚や易刺激性などを主症状とします。
・ うつ病には精神症状と身体症状があります。
[設問] そう病の症状を一つ選べ。
イ 気分の高揚 ロ 抑うつ感 ハ 睡眠障害 ニ 体重減少
正解 (イ)
[設問] うつ病の身体症状を一つ選べ。
イ 抑うつ気分 ロ 罪業感 ハ 食欲不振 ニ 自殺念慮
正解 (ハ)
[設問] 気分の日内変動がみられることが多いのは、次のどれか?
イ 身体因性うつ病 ロ 心因性うつ病 ハ 内因性うつ病 ニ 反応性うつ病
正解 (ハ)
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