過去問を考えてみよう (1) [過去問解析]
1. 日本の平成22年(2010年)における総人口に最も近いのはどれか。(2013年出題)
1. 1億人 2. 1億3千万人 3. 1億6千万人 4. 1億9千万人
正解 (2)
[解説] これは平成22年に行われた国勢調査における総人口を知っているかどうかがカギ。 それによると……我が国の人口は1億2805万7352人とあります。 ……というわけで、正解は2ということになります。 テレビや新聞などで、よく聞いたり見かけたりする数字ですから、常識を問う問題ですね。
[補足1] 国勢調査は、「こくせいちょうさ」と読みます。 ある時点での人口、その性別、年齢、配偶の関係などといった「人口および世帯」に関してのデータを調べるものです。
日本の国勢調査は、1920年(大正9年)に始まっています。 その後は、西暦の末尾が「0」または「5」の年、それも10月1日現在で調査されています。 例外の年が一回だけ、それは1945年、終戦の年です。 その後は、定期的に行われています。
ですから……最新のものが2010年、つまり平成22年ということになるわけです。 そして、次の調査は2015年、お忘れなく!
さて、国勢調査に関する、次の設問に答えてください。
[設問] 平成22年の国勢調査で、人口が最も多かったのは次のどの世代か?
イ 0~3歳 ロ 10~13歳 ハ 20~23歳 ニ 40~43歳 ホ 60~63歳
正解 (ホ)
[設問] 我が国の人口は女性が多いが、生まれるのは男児が多い。 さて、平成22年の国勢調査のデータで、その性差が逆転するのは(女性が男性より人口が多くなるのは)、次のどの年齢以降か?
イ 10歳 ロ 20歳 ハ 30歳 ニ 40歳 ホ 50歳
正解 (ホ)
[付録] 人口動態に関する知識を増やしましょう!
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