過去問を考えてみよう (73) [過去問解析]
73 子どもの遊びについて正しいのはどれか。 (2013年出題)
1. 象徴遊びは3~4歳で最も盛んになる。
2. 感覚運動遊びは5歳ころまでみられる。
3. 並行遊びは6歳以降に増える。
4. 構成遊びは8歳ころに現れる。
正解 (1)
[解説] 対象物をもてあそぶうような感覚運動遊びは1歳半くらいまで、隣の子どものする遊びをまねるように行う並行遊びは2~3歳くらい、モノを組み立てたり作り出したりする構成遊びは1歳~学童期まで、「○○ごっこ遊び」、つまり象徴遊びは2歳くらいで始まり、3~4歳くらいで盛んになります。 ですから、 正解は1ということになるかと思います。
[補足1] 運動感覚遊びは手先の機能を発達させるための遊びで、象徴遊びは社会的役割の獲得のための遊び、構成遊びは空間認知や創造性を獲得するための遊び、そして集団における規律を獲得するための遊びがルール遊びといえるでしょう。
では、次の設問に答えてください。
[設問] 象徴遊びといわれるのは、子どもが何を獲得するためのものか。
イ 社会的規律
ロ 空間認知・創造性
ハ 社会的役割
ニ 手先の器用さ
正解 (ハ)
コメント 0