過去問を考えてみよう(384) [過去問解析]
384. 思春期に特徴的にみられるのはどれか。 (2014年午後出題)
1. 愛着行動
2. 分離不安
3. 自己同一性の確立
4. 基本的信頼関係の確立
正解 (3)
[解説] 愛着行動は幼児期のもので1は×。 分離不安も乳幼児期で2も×。 基本的信頼関係の確立は乳児期の発達過大で4は×。 正解は3。
[補足] 自己同一性というのは、自分が何者か、自分は何をすべきかといった心の中に芽生える概念のことで、青年期の発達課題とされています。
[参考] 精神看護(11)(精神看護の基本概念) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-11-19
次の設問に挑戦してください。
[設問] 「自己同一性(アイデンティティ)」の概念を提唱したのは誰か。
イ. フロイト
ロ. エインワース
ハ. ティンバーゲン
ニ. エリクソン
正解 (ニ)
コメント 0