SSブログ

過去問を考えてみよう(525) [過去問解析]

525. Aさん(80歳、男性)は、1人暮らしで以前から軽度の物忘れがある。 かかりつけ医から「Aさんは便秘がちで改善しない状況が続いている。訪問してケアして欲しい」と訪問看護の依頼があった。 訪問看護師が訪問したところ、腹部に便塊を触知し、腸蠕動音は微弱であった。訪問看護師の対応で優先度が高いのはどれか。  (2012年午前出題)

1. 腹部の温罨法を実施する。

2. 市販の緩下剤の服用を勧める。

3. 排便チェック表の記入を指導する。

4. ホームヘルパーに食事の準備を依頼する。

                      正解 (1

[解説] 市販の緩下剤の連用、多用はよくないので2は×。 排便チェックは優先度は低く3は×。 排便改善につながることかどうか不明で4も×。  正解は1

[補足] 腹部への温罨法は、温熱刺激によって腸蠕動を促すもので、便秘対策として有用です。

[関連問題] ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2015-02-03

[参考] 基礎看護学(23)(診療に伴う技術) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-05-28

次の設問に挑戦してください。

[設問] 湿性罨法はどれか。

イ. 湯たんぽ

ロ. 温パップ

ハ. 氷枕

ニ. 電気あんか

                      正解 (


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました