過去問を考えてみよう(556) [過去問解析]
556. 長期投与すると骨粗鬆症(osteoporosis)を発症するリスクが高まるのはどれか。 (2012年午前出題)
1. ビタミンD
2. ビタミンK
3. エストロゲン
4. ワルファリン
5. 副腎皮質ステロイド
正解 (5)
[解説] 長期投与で骨粗鬆症の副作用が出ると言えば、当然副腎皮質ステロイド、正解は5。
[補足] ビタミンD過剰で起きるのは、血中カルシウム上昇による臓器への沈着で、消化器症状、多尿、口渇、意識混濁、けいれんなどが起きます。 ビタミンK過剰症は幼児で問題となり、溶血性貧血、高ビリルビン血症、核黄疸などを起こします。エストロゲンの長期投与では、子宮癌のリスクが高まると言われています。ワルファリンの副作用は、出血ですね。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 副腎皮質ホルモンの長期投与による副作用を二つ選べ。
イ. 骨訴訟症
ロ. 低血圧症
ハ. 消化性潰瘍
ニ. 食欲減退
ホ. 脱毛
正解 (イ、ハ)
2015-08-06 19:17
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