過去問を考えてみよう（569）

569．　Ａさんは胃瘻を増設しないで、自宅で療養することになった。　退院後に訪問診療と訪問看護とを受ける手続きをして退院した。　退院後3日、訪問看護師はＡさんの自宅を訪問した。　Ａさんを援助するための情報で最も重要なのはどれか。　（2012年午前出題）

１．　身体的活動性

２．　経口摂取の状況

３．　娘の調理の技術

４．　排泄介助の方法

5．　娘の胃瘻に関する知識

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（２）

[解説]　誤嚥が問題となっているので、身体活動性、排泄援助は優先度が低い。　娘の調理技術は的外れ、胃瘻をつくらないことに決まっていて、知識を問うのも的外れ。　よって、　正解は２。

［補足］　嚥下障害が軽い時は軟菜食、症状が強くなればペースト食やミキサー食が、さらに嚥下障害が強くなればゼリー食が使われるようです。

次の設問に挑戦してください。

［設問］　一般に誤嚥しやすいのはどれか。

イ．　プリン

ロ．　バナナ

ハ．　とろろ和え

ニ．　水

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（ニ）

タグ：看護 国家試験 誤嚥