過去問を考えてみよう(763) [過去問解析]
763. 廃用症候群(disuse syndrome)の説明で適切なのはどれか。 (2015年午前出題)
1. 二次的に低カルシウム血症を発症する。
2. 加齢とともに症状の進行は遅くなる。
3. 二次的に起立性低血圧を発症する。
4. 癌患者ではみられない。
正解 (3)
[解説] 骨粗鬆症は発症するが低カルシウム血症ではないので1は×。 加齢とともに進行が速くなるので2も×。 癌患者でもみられることなので4も×。 正解は3。
[補足] 安静状態が長く続くことによってさまざまな心身の機能低下等を呈すのが廃用症候群です。 別名、生活不活発病とも呼ばれます。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 廃用症候群ではみられないのはどれか。
イ. 関節拘縮
ロ. 筋肥大
ハ. 褥瘡
ニ. 起立性低血圧症
正解 (ロ)
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