過去問を考えてみよう(970) [過去問解析]
970. 徐脈性の不整脈で起こりやすいのはどれか。
1.失語
2.失行
3.失神
4.失明
正解(3)
[解説]不整脈で起こるのは脳の虚血で、失語、失行、失明などの巣症状は起きず、意識障害が一般的ですから、正解は3。
[補足] 急に発症した徐脈などのために心臓から脳への血液の供給が極端に低下して、めまい、失神などが起きるのが、アダムス・ストークス症候群です。
次の設問に挑戦してください。
[設問]急激な不整脈で失神などが起きる病態はどれか。
イ.アダムス・ストークス症候群
ロ.ホルネル症候群
ハ.アスペルガー症候群
二.ワレンベルグ症候群 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「60%」です。
コメント 0