過去問を考えてみよう(1634) [過去問解析]
1634. Aさん(65歳、女性)は、5年前に乳癌の左胸筋温存乳房切除術と左腋窩リンパ節郭清術を受けた。1年前に大腿骨転移のため日常生活動作〈ADL〉に一部介助が必要となり、訪問看護を利用し在宅で療養している。Aさんの左上腕内側の皮膚をつまむと健側より厚みがある。
訪問看護師がAさんに指導する左上腕のケア方法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.指圧する。
2.皮膚の露出は少なくする。
3.保湿クリームを塗布する。
4.ナイロン製タオルで洗う。
5.アルカリ性石けんで洗浄する。
正解(2,3)
[解説]浮腫をきたしていると思われます。適切な指圧は効果がありますが、看護師はその分野の専門的な知識がないと思われ、1は×。ナイロン製タオルでこするのは皮膚にはよくないと思われ、4も×。石けんを使うなら弱酸性のものがよいので、5も×。正解は2と3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]健常者の皮膚のpHはどれか。
イ.9.5~8.5
ロ.7.5~6.5
ハ.5.5~4.5
ニ.3.5~2.5 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「黄体形成ホルモン」でした。
2018-12-24 08:13
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