過去問を考えてみよう(2313) [過去問解析]
2313. 自力で摂取が困難な成人患者の食事介助で適切なのはどれか。
1.水分の少ない食べ物を準備する。
2.時間をかけずに次々と食物を口に入れる。
3.患者に食事内容が見える位置に食器を配置する。
4.患者の下顎が上がるよう高い位置からスプーンを操作する。
正解(3)
[解説]水分を少なくする必要はなく、1は×。次々と口に入れれば誤嚥をまねく恐れがあり、2も×。下顎が上がる姿勢だと誤嚥が起こりやすくなり、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]誤嚥を少なくするために処方されることがある漢方薬はどれか。
イ.葛根湯
ロ.五苓散
ハ.抑肝散
ニ.半夏厚朴湯 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「肝臓」でした。