過去問を考えてみよう(2394) [過去問解析]
2394.検査の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症と診断された。Aちゃんは直ちに絶飲食となり、経鼻胃管が留置され、持続点滴静脈注射が開始された。担当医師と家族とが治療方針を話し合った結果、全身状態が安定したあとに手術をする方針になった。
Aちゃんの術前看護で正しいのはどれか。
1.浣腸を1日2回行う。
2.尿量の測定は不要である。
3.経鼻胃管は自然開放とする。
4.Aちゃんを抱っこすることは禁忌である。
正解(3)
[解説]幽門狭窄があるので十二指腸から先には飲食物は流れないので、1は×。尿量の測定は重要なことで、2は×。抱っこは禁忌とはならず、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]肥厚性幽門狭窄症は、生後どれくらいでよくみられるか。
イ.1~2週間
ロ.3週間~2か月
ハ.3~4か月
ニ.5~6か月 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「25~30g」でした。