過去問を考えてみよう(2450) [過去問解析]
2450. 上肢のフィジカルアセスメントの立位での実施場面の写真を別に示す。手のひらを上にして、肩の高さで水平に前方に両腕を伸ばしてもらった。その後、閉眼してもらうと、左腕が回内しながら下がっていった。アセスメントの結果で正しいのはどれか。
1.位置覚の異常
2.錐体路の障害
3.小脳機能の異常
4.関節可動域の障害
正解(2)
[解説]行われているのは、バレー徴候といって、上肢の軽い麻痺を表す所見を見出す検査なので、正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]小脳機能異常を示すものではないのはどれか。
イ.筋力低下
ロ.指鼻試験の異常
ハ.継足歩行の異常
ニ.膝かかと試験の異常 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「思春期」でした。