過去問を考えてみよう(2010) [過去問解析]
2010. 生後3日。看護師が朝の観察を行った時の児の状態は、体温37℃、呼吸数40/分、心拍数130/分。体重2,680g。顔面と胸部の皮膚に黄染が認められる。その他の部位は淡紅色である。手関節と足関節の皮膚に落屑がある。尿は6回/日、便は2回/日で移行便である。児の状態で生理的特徴から逸脱しているのはどれか。
1.体温
2.呼吸数
3.皮膚色
4.体重減少率
5.皮膚の落屑
正解(4)
[解説]体温、呼吸数、皮膚色、皮膚の落屑は正常範囲。出生時体重は3,000gで生後3日で2,680gですから、体重減少率は10%を超えています。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]新生児にみられる黄疸は、通常どれくらいで消えてしまうか。
イ.生後3日
ロ.生後5日
ハ.生後1~2週間
ニ.生後1~2か月 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「28日」でした。