小児看護学(17)(思春期の子供の健康増進のための看護) [小児看護学]
4)異性への関心
5)思春期の子供を取り巻く社会環境
・ 現代の子供達は、少子化の進行、広い空き地(遊び場)の減少、青少年犯罪の増加、そして、塾や習い事で忙しいことなどが原因となり、異なった年齢層からなる集団を形成して遊ぶことができなくなっています。
・ 前思春期以降には、母親の就業率も高くなるため、核家族の子供は放課後の塾通いや習い事、あるいは同年齢・同一の限られた交遊関係の間で、室内で過ごすことが多くなっています。
・ 近年は、テレビ・ビデオに加え、パソコンやテレビゲーム、カードゲームなど、室内での娯楽が増え、身体運動を伴う遊びが減り、眼精疲労、姿勢の悪さ、睡眠不足といった身体面への悪影響、対人コミュニケーションの不足と偏りにより、社会性を培う経験が不足するといった、心理面への悪影響が懸念されています。
6)思春期の子供がもちやすい問題行動と家族機能
[設問] 第2次性徴で性差を意識lして、自分の性をうけいれるのを何というか?
イ 性同一性 ロ 自我の確立 ハ 性衝動 ニ 性差別
正解 (イ)
[設問] 現代の子供たちの特徴について述べたものを一つ選べ。
イ 地域の中で年齢の違うものが集まって遊ぶ。
ロ 近隣の大人たちの監視のもとに遊ぶ。
ハ 年長者に遊びのルールを学んでいく。
ニ 異年齢集団をつくって遊ぶことがなくなった。
正解 (ニ)
[設問] 思春期の死因で不慮の事故とともに多いのは何か?
イ 自殺 ロ 肺炎 ハ 心疾患 ニ 脳血管疾患
正解 (イ)
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