過去問を考えてみよう(259) [過去問解析]
259 薬物の有害な作用を予測するために収集する情報はどれか。 (2014年午前出題)
1. 身長
2. 過敏症の有無
3. 1日水分摂取量
4. 運動障害の有無
正解 (2)
[解説] 医療の現場では、患者から聴取する情報として、過去の薬剤による有害作用、アレルギーの有無は重要なものです。 問題の中で、薬物の有害作用を予測できるものとしては、2だけ。 よって正解は2となります。
[補足1] 薬物には、主作用と有害作用があり、主作用を薬効(薬効)、有害作用を副作用と呼びます。
[参考] 疾病の成り立ちと回復の促進 第27回(薬剤) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-04-22-1
次の設問に挑戦してください。
[設問] 薬剤の副作用の原因として考えにくいものはどれか。
イ. 何らかの後天的な要因で感受性が亢進している。
ロ. 遺伝的素因で感受性が高まっている。
ハ. 薬剤の作用臓器に選択性が欠如している。
ニ. 薬剤の量が少なすぎる。
正解 (ニ)
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