過去問を考えてみよう(933) [過去問解析]
次の文を読み933~935の問いに答えよ。
Aさん(68歳、女性)は、2年前に高血圧症と診断され、カルシウム拮抗薬を服用している。高血圧をきっかけに、喫煙を1日30本から5本に減らし、飲酒を週3回から1回に減らした。また、減量に取り組み、2年間でBMIが25.5から22.9に変化した。Aさんは町の健康診査で骨密度が低下していることが分かり、整形外科を受診し骨粗鬆症と診断された。Aさんは「子どもができなかったし、夫もすでに亡くなりました。1人暮らしで家事は自分で行っているので、骨折や寝たきりの状態は困ります」と話した。
933. Aさんの骨粗鬆症の要因として最も考えられるのはどれか。
1.肥満
2.喫煙
3.出産経験がないこと
4.カルシウム拮抗薬の服用
正解(2)
[解説]骨訴訟の原因となるすれば、喫煙ですね。正解は2。
[補足] 骨粗鬆症の原因としては、閉経、老化が主なもので、そのほかに内分泌疾患、代謝性疾患、ステロイド服用の副作用などがあります。そして、喫煙や常習的な飲酒、運動不足も原因になるとされています。
次の設問に挑戦してみてください。
[設問]骨粗鬆症の原因として最も多いのはどれか。
イ.喫煙
ロ.薬剤の副作用
ハ.閉経・老化
二.過度な飲酒 正解(ハ)
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