過去問を考えてみよう(939) [過去問解析]
次の文を読み939~941の問いに答えよ。
Aちゃん(10歳、女児)は、両親と3人で暮らしている。発熱と顔色不良とを主訴に受診し入院した。血液検査データは、Hb7.5g/dL、白血球75,000/μL、血小板4万/μLであった。骨髄検査の結果、急性リンパ性白血病と診断された。医師が両親とAちゃんに対し、病名と今後の抗癌薬治療および入院期間について説明した。両親はショックを受けていたが現実を受け止め、今後の治療や入院生活について質問に、経済的な不安を訴えた。
939. 両親に情報提供する社会資源として最も適切なのはどれか。
1.養育医療
2.自立支援医療
3.児童扶養手当
4.高額療養費制度
5.小児慢性特定疾病の医療費助成
正解(5)
[解説] 急性リンパ性白血病は慢性特定疾患であるので、正解は5。
[補足] 小児慢性特定疾病の対象疾患は現在14疾患群(704疾病)が認定されています。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 「小児慢性特定疾病」認定の背景にある法律はどれか。
イ.介護保険法
ロ.難病法
ハ.医療法
二. 医師法 正解(ロ)
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