過去問を考えてみよう(1272) [過去問解析]
1271. 思春期に、親や家族との関係が依存的な関係から対等な関係に変化し、精神的に自立することを示すのはどれか。
1.自我同一性の獲得
2.心理的離乳
3.愛着形成
4.探索行動
5.母子分離
正解(2)
[解説]自我同一性の獲得は、エリクソンの言う、青年期の発達課題であり、主体性、独自性、過去からの連続性などの感覚を獲得することで、1は×。愛着形成は、生後6~8か月頃の乳幼児の起こるもので、3も×。探索行動も乳幼児にみられるもので、4も×。母子分離は、幼児から学童期にみられるもので5も×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]心理的離乳という概念を提唱したのは、誰か。
イ.L.S.ホリングワース
ロ.E.H.エリクソン
ハ.R.J.ハヴィガースト
二.S.フロイト 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「20人」でした。
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