過去問を考えてみよう(1283) [過去問解析]
1283.精神保健医療福祉に関する法律について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.自殺対策基本法に基づき自殺総合対策大綱が策定されている。
2.障害者基本法の対象は身体障害と精神障害の2障害と規定されている。
3.発達障害者支援法における発達障害の定義には統合失調症が含まれる。
4.精神通院医療の公費負担は精神保健福祉法による自立支援医療で規定されている。
5.犯罪被害者等基本法は犯罪被害者等の権利利益の保護を図ることを目標としている。
正解(1,5)
[解説]障害者基本法での障害の範囲は、身体障害、知的障害、精神障害、その他の心身の機能の障害となっているので、2は×。発達障害支援法での発達障害とは、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」などとされており、3も×。精神通院医療の公費負担は、障害者総合支援法によるもので、4も×。正解は1と5。
次の設問に挑戦してください。
[設問]次の法律の中で、公布が最も新しいのはどれか。
イ.自殺対策基本法
ロ.犯罪被害者等基本法
ハ.発達障害者支援法
二.精神保健福祉法 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、二の「S.フロイト」でした。
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