過去問を考えてみよう(2334) [過去問解析]
2334.経口薬と食品の関係について、正しいのはどれか。
1.テトラサイクリン系抗菌薬は牛乳の摂取によって吸収が高まる。
2.非ステロイド性抗炎症薬は炭酸飲料の摂取によって吸収が早まる。
3.抗ヒスタミン薬はアルコールの摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。
4.キサンチン系気管支拡張薬は納豆の摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。
正解(3)
[解説]牛乳摂取によってテトラサイクリン系抗菌薬は吸収が抑制され、炭酸飲料の摂取によって非ステロイド性抗炎症薬の吸収が早まることはなく、納豆の摂取によってキサンチン系気管支拡張薬の副作用が出現しやすくなることもなく、1,2,4は×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]納豆の摂取によって、その作用が弱まるのはどれか。
イ.ダビガトラン
ロ.リバロキサバン
ハ.ワルファリン
ニ.エドキサバン 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「3cm」でした。