人体の構造と機能 第94回(感覚器系) [人体の構造と機能]
(5)皮膚
《構造》
・皮膚の感覚受容器には、自由神経終末、メルケル触覚細胞、マイスネル小体、ファーターパチニ小体、クラウゼ小体、ルフィニ小体があります。
《機能》
・体性感覚を受容して、体性感覚神経を介して脳へと伝える機能を持っています。
・メルケル触覚細胞は触覚を伝達します。
・自由神経終末では、痛核を受容伝達します。
・マイスネル小体では、触覚を受容伝達します。
・ファーター・パチニ小体では主に圧核を受容伝達します。
・クラウゼ小体とルフィニ小体は温度覚を受容伝達します。
(6)内臓臓器
・深部臓器からの感覚情報を伝えるために、感覚受容器が存在しています。
・これらの受容器で集まられて脳に送られる情報は、深部臓器の調節と管理に利用されています。
[設問] 皮膚感覚の中で、温度覚を受容伝達するのは、次のうちどれか? 二つ選べ。
イ クラウゼ小体
ロ ファーター・パチニ小体
ハ マイスネル小体
ニ 自由神経終末
ホ ルフィニ小体 正解 (イ、ホ)
[設問] マイスネル小体が受容伝達するのはどの感覚か? 一つ選べ。
イ 触覚 ロ 痛覚 ハ 温度覚 ニ 圧覚
正解(イ)
感覚器系はこれで終了です。 次回からは、神経系です。
わかりやすい!助かります!
by にゃっき (2019-02-01 21:41)