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過去問を考えてみよう (8) [過去問解析]

8. 日本における平成21年(2009年)の5~9歳の子どもの死因で最も多いのはどれか。(2013年出題)

 1. 肺炎    2. 心疾患     3. 不慮の事故      4. 悪性新生物

                                         正解 (3)

 

[解説] これは、2009年の厚生労働省発表の人口動態統計月報年計のデータを知っているかどうかを問う問題ですね。 それによれば……5~9歳では「不慮の事故」が死因の第1位となっています。 ということで、正解は3ということになります。 

 

[補足1] 2009年の厚労省の人口動態統計月報年計によれば……日本人の死因の第1位は「悪性新生物」、2位が「心疾患」、3位が「脳血管疾患」となっています。 しかし、これは日本人全体での話です。

 年齢別でいうと、0~4歳での死因の第1位は「先天奇形」、5~9歳では「不慮の事故」、10~14歳では「悪性新生物」となり、15~39歳までの死因の第1位はすべて「自殺」、40~89歳の世代では再び死因第1位は「悪性新生物」となり、90~99歳が「心疾患」、100歳以上が「老衰」となっています。 これは、2012年のデータでも同じです。

 さて、「自殺」と「不慮の事故」という、いわば身体の病気とは言えない死因を除くと、死因の第1位は、5歳以降ではすべて「悪性新生物」となります。 ですから、全体での数字では、「悪性新生物」が死因の第1位となるわけですね。

 

  さて、次の設問に答えてください。

[設問] 日本における平成21年(2009年)の35~39歳の人の死因で最も多いのはどれか?

イ 悪性新生物  ロ 心疾患  ハ 脳血管疾患  ニ 自殺

                                       正解 (

 

[設問] 日本における平成21年(2009年)の0~4歳の子どもの死因で最も多いのはどれか

イ 不慮の事故   ロ 悪性新生物   ハ 自殺   ニ 先天奇形                       

                                       正解 (


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