過去問を考えてみよう (45) [過去問解析]
45. 術前の検査値で創傷治癒の遅延因子となるのはどれか。 (2013年出題)
1. 血清アルブミン低値
2. 血清総ビリルビン低値
3. 糸球体濾過値(GFR)高値
4. 動脈血酸素分圧(PaO2)高値
正解 (1)
[解説] 創傷治癒の遅延因子として、局所的なものと全身的なものがあり、全身的因子の代表が栄養不良で、低蛋白血症はよく知られています。 ですから、正解は1となります。
[補足1] 創傷治癒の遅延因子の中で、局所的因子としてあげられるのが、感染、血行障害、壊死組織の存在、乾燥などです。 全身的な因子としては、低蛋白血症の他、ビタミンなどの補酵素の不足もあげられています。
では、次の設問に答えてください。
[設問] 全身的な創傷治癒遅延因子はどれか。
イ 貧血
ロ 多血症
ハ 高脂血症
ニ 感染
正解 (イ)
沒有醫生的處方
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