過去問を考えてみよう（189）

189　乳児の事故防止として正しいのはどれか。　（2013年午後出題）

　１．　直径２５ｍｍの玩具で遊ばせる。

　２．　ベッドにいるときはベッド柵を上げる。

　３．　うつ伏せで遊ばせるときは柔らかい布団を敷く。

　４．　屋外で遊ばせるときはフード付きの衣服を着用させる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（２）

[解説]　直径２５ｍｍの玩具だと口に入るので１は×。　うつ伏せで遊ぶときに柔らかい布団の上だと窒息の原因となるので３も×。　フード付きの衣服はフードが何かにひっかかって首が絞まる可能性があり４も×。　よって、正解は２です。　

[補足１]　平成2５年人口動態統計（厚生労働省）によると、0歳児の死因の４位が不慮の事故です。　不慮の事故の内訳では、不慮の窒息がダントツの1位となっています。　また、１～４歳では不慮の事故は死因の第２位、５～９歳では1位となっています。

　　では、次の設問に答えてください。

[設問]　平成25年人口動態統計で、0歳児の死因の第1位はどれか。

イ　先天奇形など

ロ　呼吸障害など

ハ　乳幼児突然死症候群

ニ　不慮の事故

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（イ）

タグ：乳児の事故防止 国家試験 看護