過去問を考えてみよう(565) [過去問解析]
565. 出生時にみられるのはどれか。 2つ選べ。 (2012年午前出題)
1. 把握反射
2. 緊張性頸反射
3. ホッピング反射
4. パラシュート反射
5. 視性立ち直り反射
正解 (1、2)
[解説] ホッピング反射は生後10か月くらいから出現するので3は×。 パラシュート反射は生後8か月~12か月くらいで4も×。 視性立ち直り反射は生後5,6か月くらいからで、5も×。 よって、 正解は1、2。
[補足] 生下時にみられ、成長とともにその後消失する原始反射には、モロー反射、追っかけ反射、吸啜反射、手掌把握反射、足底反射、バビンスキー反射があります。この中で、バビンスキー反射の消失が最も遅く、生後2年くらいです。
[関連問題] ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2014-09-14
[参考] 小児看護学(4)(子供の成長と発達) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2014-11-25
次の設問に挑戦してください。
[設問] 生下時にはみられるバビンスキー反射が成長とともに消失するのはいつごろか。
イ. 生後6か月
ロ. 生後1年
ハ. 生後2年
ニ. 生後3年
ホ. 生後4年
正解 (ハ)
コメント 0