過去問を考えてみよう(597) [過去問解析]
597. 入院後1か月、Aさんの体重は徐々に増加してきたため、食後1時間はベッド上で安静とし、病棟内の歩行が許可された。Aさんは、頻繁に早足で廊下を歩いたり、病室でエアロビクスをしたりしている。 入浴には1時間以上かけており、食後1時間の安静時間にはベッド上で腹筋運動をしていることがある。 この時点における看護師の対応で最も適切なのはどれか。 (2012年午前出題)
1. 過活動を見かけたら注意する。
2. 医師に行動範囲の再検討を依頼する。
3. Aさんと1日の過ごし方について話し合う。
4. Aさんを看護師が観察しやすい病室に移動させる。
正解 (3)
[解説] 注意して直すとは思えず、改善に水を差しそうで、1は×。 行動範囲の再検討は患者の行動を肯定するもので、2も×。 看護師が観察するのは看視を強めるようで4も×。 で、正解は3。
[補足] 神経性無食欲症の病因としては、心理的要因、身体的要因が内的なものとして、環境要因として家族や文化などの要因があげられています。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 神経性無食欲症が好発するのはどれか。
イ. 40代女性
ロ. 10代後半から20代前半の女性
ハ. 更年期の女性
ニ. 老齢期の女性
正解 (ロ)
2015-09-16 17:58
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