過去問を考えてみよう(818) [過去問解析]
818. その後、Aさんは誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の症状が軽快し、胃瘻を増設せずに退院する予定である。 家族は自宅での介護を考えていたが、長男の妻が脳出血(cerebral hemorrhage)で入院したため、Aさんの退院先の再検討を行うことになった。 Aさんの退院先として最も適切なのはどれか。 (2015年午前出題)
1. 軽費老人ホーム
2. 介護老人福祉施設
3. 回復期リハビリテーション病棟
4. 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
正解 (2)
[解説] 軽費老人ホームは自立しているか、要支援の高齢者が利用するものなので1は×。 Aさんが回復期リハビリテーション病棟の対象にはなるわけがなく3も×。 グループホームは認知症の高齢者が共同生活する場なので4も×。 で、正解は2。
[補足] 介護老人福祉施設とは、介護保険法に基づいて介護保険が適用できる介護サービスを手掛けるものです。 そして、老人福祉法の規定で運営される施設です。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 介護老人福祉施設の運営は、どの法律の規定によるか。
イ. 老人福祉法
ロ. 健康保険法
ハ. 身体障害者福祉法
ニ. 生活保護法
正解 (イ)
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