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過去問を考えてみよう(928) [過去問解析]

928.術後1日。順調に経過し、Aさんは離床が可能になった。腹腔内にドレーンが1本留置され、術後の痛みに対しては、硬膜外チューブから持続的に鎮痛薬が投与されている。看護師がAさんに痛みの状態を尋ねると、Aさんは「まだ傷が痛いし、今日は歩けそうにありません」と話す。

 このときの対応で最も適切なのはどれか。

1.体動時に痛む場合は歩行しなくてよいと説明する。

2.歩行には看護師が付き添うことを提案する。

3.歩行練習を1日延期することを提案する。

4.鎮痛薬の追加使用を提案し歩行を促す。

                正解(4)

[解説]歩行しないと術後合併症がきやすいので1と3は×。看護師が付き添って解決する問題ではないので2も×。 正解は4

[補足]手術後の合併症として、腸閉塞があり、それは腸管癒着によって起こる閉塞性イレウスが多いといわれています。癒着予防には術直後からの体位変換や早期離床が必要とされています。

 次の設問に挑戦してください。

[設問]開腹手術後、一般に腸蠕動が再開するのは、どれくらい経ってからか。

イ.4~8時間

ロ.12~24時間

ハ.2~3日

二.7~8日             正解( 


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