過去問を考えてみよう（1609）

1609.　Ａさん（80歳、男性）は、20年前に大腸癌でストーマを増設し、現在週1回の訪問看護を利用している。訪問看護師は、訪問時にＡさんから「2日前から腹痛がある」と相談を受けた。Ａさんのバイタルサインは、体温36.4℃、呼吸数24/分、脈拍84/分、血圧138/60mmHgである。

　訪問看護師がＡさんの腹痛をアセスメントするための情報で最も優先度が高いのはどれか。

１．排便の有無

２．身体活動量

３．食物の摂取状況

４．ストーマ周囲の皮膚の状態

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解（１）

［解説］腹痛の原因を探ることが優先されるので、まずは排便状況を。正解は１。

　次の設問に挑戦してください。

［設問］大腸癌でストーマ増設後の便秘対策として適切なのはどれか。

イ．水分を多めにとる。

ロ．適度な運動をする。

ハ．乳酸菌を含んだ乳製品をとる。

ニ．十分な食物繊維をとる。

ホ．イ～ニのすべて　　　　　　　　　　　　　　正解は次回に！！

　　前回の設問の正解は、イの「喫煙」でした。

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